DSSとは2

こんにちは。LEOMOの福間です。

前回はLEOMO TYPE-RオリジナルのMPIのひとつであるDSS(Dead Spot Score)の概念を説明しました。今回は更に一方踏み込んで、Dead Spotの発生による乱れた波形とは一体どのような足の動きなのかを実際に動画を交えて紹介していきます。

実際の動きの違い

前回、センサーの生データからDeadSpotがある動きと無い動きの違いを見てみたが、実際の動きとしての違いはどのようなものなのか。実際に撮影した動画で比較してみたい。



グラフから、主に違いがあるのはヒールアップ時の回転運動が最高速(角速度にして概ね150degree/s)に達する地点である。直感的にはクランク9時付近の腿上げ時のように思われがちだが、この場合は下死点付近である。



 

上の動画は別の選手だが同じ傾向のある選手である。実際の動きでは、4時を過ぎたあたりからヒールアップが始まり、そのまま下死点を通過しながらヒールアップし、9時を過ぎ10時過ぎぐらいまでヒールアップが続く。その後上死点通過にかけてヒールダウンをしながら3時の位置に戻ってくる。これが一般的なペダリングにおけるヒールアップダウンの動きである。


グラフで見えるDeadSpotは、その動きの中の下死点手前において発生している。具体的には通常のヒールアップに加えてつま先をさらに下に伸ばすような動きが入りヒールアップが加速する。すると必然的に踵が上がりすぎてしまうので、調整するために下死点通過時にヒールアップの動きが一瞬停止してしまう。その後下死点を通過した後に再びヒールアップが始まり、10時過ぎ辺りでヒールダウンへと移行する。

このようなスムーズではない動きがDeadSpotとしてDSSのスコアを上げていくことになる。


ちなみにDSSが無い(DSSが0の)ペダリングの動画が下である。下死点の通過がスムーズになっているのがわかるだろうか。


実際に動画で比べてみて、その差を理解できるだろうか。出来る人もいるだろうし、出来ない人もいるだろう。どちらにしろ、その差は軽微であり、ましてスローではない実走の映像から判断するのは非常に難しいと言えるだろう。


クイズ

すでにお気づきの方もいるかもしれないが、上記の2つの動画、たしかにDSSがあるものと無いものだが、前者には実は下死点以外にもDeadSpotが存在している。お分かりになられるだろうか。

次回Part3ではその答え合わせをしつつ、DSSをまとめます。


つづく

ーーー

以下DSSことはじめ3


https://docs.google.com/document/d/1eNxZp0nMIwOKoM8TWM0fYg1Jnlb-CsDzG5-Oh4CMbaM/edit


Leave a comment

Please note, comments must be approved before they are published