古田選手の腰痛をTYPE-Rのモーションデータから読み解く

こんにちは。LEOMOの才田です。


今回は、LEOMO BELLMARE Racing Team の古田選手の腰痛と左右差に関してのデータを紹介します。


  • 古田選手の特徴
    • 古田選手は主に登りが多いレースで腰に痛みが出ることが多い
    • データを見ると左右差がある




Fig 1. 登りの多いレースでの古田選手のデータ



Fig 2. 登りと平坦での古田選手のデータ比較

Fig 3. 登りでの古田選手のデータ


Fig 4. 平坦での古田選手のデータ


  • 古田選手の左右差について
    • ダンシングよりもシッティングにおいてFoot ARの左右差が大きい
    • 平坦よりも登りにおいてFoot ARの左右差が大きい
    • 平坦でも普段使うケイデンスより高いケイデンス(110 rpm以上)や高い強度のプロトコルの終盤などきつい場面ではFoot ARの左右差が大きく現れる

これらのFoot ARの左右差が大きい状況でもLeg ARの左右差は小さいことからFoot ARの左右差を腰の動きで吸収していると考えられる


  • 以上の視点から古田選手のプログレッシオーネの動画を確認すると

Movie https://www.youtube.com/watch?v=MOi_He7KQpc&feature=youtu.be

    • The left shoulder swings wider than the right.
    • The left waist twists.

といった左腰を捻るような動きが認められる


  • まとめ
    • 人間の目では左右差があるということを違和感として捉えられることは可能だが、その左右差が生まれているポイントを正確に指摘することは難しい。TYPE-Rのデータを活用することで、左右対称に動いている部分と、左右差が出ている部分の切り分けができるために選手に対して正確なフィードバックを与える手助けになり選手へのミスリードを減らすこともできる。
    • 今回の事例では左腰に特有の痛みが動きの左右差から生まれているのではないかと考えることができた。



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